バージョンアップの準備をする

Garoonをバージョンアップするには、次の準備が必要です。

バージョンアップに必要な条件を確認する

パワーアップキットシリーズ グループメール for Garoonを利用している場合は、必ずオフィシャルパートナー、または販売元にお問い合わせください。
パートナーは、製品サイトのサイボウズのパートナーネットワークで検索できます。

運用中のGaroonをバックアップする

バージョンアップする前に、運用中のGaroonのデータを必ずバックアップしてください。バックアップの詳細は、運用中のバージョンの『管理者ヘルプ』のバックアップとリストアを参照してください。

データベース管理ユーザーのパスワードを用意する

運用中のGaroonをインストールした時に設定したデータベース管理ユーザーのパスワードを用意します。

IISの設定を変更する

Windows環境でバージョンアップする場合、以下を実施し、IISの設定を変更します。

  • MIMEの種類の追加
  • ハンドラーマッピングの編集:
    バージョンアップ前と後で異なるバージョンのIISを使用する場合に実施します。

設定方法の詳細は、IISの設定を変更するを参照してください。

コマンドプロンプトの簡易編集モードを無効にする

Windows環境でバージョンアップする場合、コマンドプロンプトの簡易編集モードを無効にします。簡易編集モードが有効な場合、バージョンアップ中にテキストの選択などの操作をすると、処理が停止します。
コマンドプロンプトのタイトルバーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。表示された設定画面で、「簡易編集モード」のチェックを外し、[OK]をクリックしてください。

ライブラリーを確認する

Linux環境で、Garoonを運用するのに必要なライブラリーがインストールされていることを確認します。Garoonが使用するライブラリーは、Linux環境で必要なライブラリー(Garoon 6以降)を参照してください。

全文検索サーバーをアンインストールする

全文検索は、バージョン 6のGaroonで廃止されました。
全文検索サーバーを利用している場合は、バージョン 6.0.0以降のGaroonにバージョンアップする前に、全文検索サーバーをアンインストールする必要があります。
アンインストールの手順は、パッケージ版 Garoon 5 ヘルプのアンインストールを参照してください。

スケジュールのカスタム項目(additionalItems)に保存したデータの移行

スケジュールのカスタム項目(additionalItems)は、バージョン 6のGaroonで廃止されました。
additionalItemsを使ったプラグインやカスタマイズを利用している場合は、バージョン 6.0.0以降のGaroonにバージョンアップする前に、additionalItemsに保存している情報をSchedule datastoreに移行してください。すでに登録済みの予定のadditionalItemsのデータは、自動で移行されません。
詳細は、カスタム項⽬(additionalItems)に保存したデータをカスタム項⽬(Schedule datastore)に移⾏するを参照してください。