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自動計算の演算子と関数

自動計算の計算式で使用できる演算子、関数と、計算式の例を説明します。

数値の計算に使用できる演算子と関数
演算子/関数 説明 計算式の例
計算結果
+ 足し算を行います。 3+2 5
- 引き算を行います。
単項演算子として、フィールドの値を正負を変換する目的にも使用できます。
3-2 1
* 掛け算を行います。 3*2 6
/ 割り算を行います。 3/2 1.5
^ べき算を行います。-100乗から100乗まで計算できます。
べき指数に小数を指定すると、整数に切り下げて計算されます。
例:3^2.5は3^2に変換され、計算結果は9になります。
3^2 9
& 文字列を結合します。 佐藤 & 昇 佐藤昇
SUM

足し算を行います。次の書式で使用します。
SUM(数値1, 数値2, 数値3, ・・・)
「数値」には、「数値」フィールドのコード、値が数値になる計算式、または数値を指定します。

+演算子と同等のことができるほか、テーブル内にあるフィールドの値の和を計算できます。
SUM(1, 2, 3) 6
YEN

計算結果を「¥(円)」形式で表示できます。計算結果は、3桁区切りで表示されます。また、指定した桁数で四捨五入されます。

YEN関数は、「文字列(1行)」フィールドでだけ使用できます。
「数値」フィールドの値を¥形式で表示する場合、単位記号を設定します。数値フィールドの設定については、次のページを参照してください。
数値

YEN関数は、次の書式で使用します。
YEN(数値, 四捨五入の桁数)
「数値」には、「数値」フィールドのコード、値が数値になる計算式、または数値を指定します。
「桁数」には、四捨五入する小数点以下の桁数を指定します。負の数値を指定すると、正の桁で四捨五入されます。

YEN(1100.5, 0) \1,101
DATE_FORMAT 日時の形式やタイムゾーンを変更します。
日時の形式やタイムゾーンを変える(DATE_FORMAT関数)
DATE_FORMAT関数は、「文字列(1行)」フィールドでだけ使用できます。
DATE_FORMAT(日時, "YYYY年M月d日", "system") 2016年4月1日
  • 演算子は、優先度が高いものから順に、次の順で優先されます。
    • ^(べき算)
    • */(掛け算と割り算)
    • +-(足し算と引き算)
    • &(文字列演算子)

計算式で参照できるフィールド

計算式では、次の種類のフィールドを参照できます。

  • 文字列(1行)
  • 数値
  • 計算
  • 日時
  • 日付
  • 時刻
  • レコード作成日時
  • レコード更新日時
  • レコード作成者
  • レコード更新者

計算式の例

計算式の例を説明します。
「フィールドX」は、フィールドコードが「フィールドX」であるフィールドの値を表します。

数値の計算

「計算」フィールド、または「文字列(1行)」フィールドを使用して、数値の計算を行います。

  • 「数値」フィールドと「計算」フィールドの値は、次の項目で設定した桁数、および丸めの方式で、丸まります。
    数値の有効桁数と丸めかたを設定する
  • 「文字列(1行)」フィールドを使用した計算結果は、文字列として扱われます。
    計算結果が「1」などの数字の場合でも、その計算結果を数値として扱う計算はできません。

フィールドの和を計算する

計算式:
フィールドA + フィールドB
フィールドAが「1」、フィールドBが「2」の場合の計算結果:
3

フィールドAから1,000を引き、さらに2を掛ける

計算式:
(フィールドA - 1000) * 2
フィールドAが「1,500」の場合の計算結果:
1,000

単価がフィールドAの商品を5個と、単価がフィールドBの商品を10個との合計金額を計算する

計算式:
フィールドA*5 + フィールドB*10
フィールドAが「20」、フィールドBが「10」の場合の計算結果:
200

フィールドAに1.08をかけ、小数点以下を四捨五入して、「¥(円)」形式で表示する

計算式:
YEN(フィールドA * 1.08, 0)
フィールドAが「9,980」の場合の計算結果:
¥10,778
「9,980 × 1.08 = 10,778.4」を四捨五入した値です。

テーブル内のフィールドの和を計算する

フォームに次のようなテーブルがあるとします。
商品名 単価 個数 小計
USBメモリー 1,500 1 1,500
ボールペン 70 5 350
LANケーブル 350 2 700
モジュールタップ 150 1 150
A5ノート 50 10 500
      (合計を計算)

「小計」フィールドのフィールドコードが「フィールドA」の場合、次の式で、小計の合計を計算できます。:
計算式:
SUM(フィールドA)
計算結果:
3,200

時間の計算

「計算」フィールドを使用して、次の計算ができます。

  • 日時の差分の計算
  • 日時と時間の足し算、および引き算
計算式には、時間を秒単位で入力します。たとえば、1時間は「3600」、または「60*60*1」のように入力します。1日であれば、「24*60*60*1」のように入力します。

日時に1時間を足す

計算式:
フィールドA + (60 * 60 * 1)
フィールドAが「2014-01-01 09:00」の場合の計算結果:
フィールドの表示形式を「日時(例:2012-08-06 2:03)」に設定している場合の計算結果です。
2014-01-01 10:00

日時の差を計算する

計算式:
フィールドA - フィールドB
フィールドAが「2014-01-01 09:00」、フィールドBが「2014-01-01 08:00」の場合の計算結果:
1時間0分
フィールドの表示形式を「時間(例:26時間3分)」に設定している場合の計算結果です。
  • 次の計算は、JavaScriptカスタマイズ機能を使用することで可能です。
    • ユーザーの年齢
    • 入社日からの経過月
    ユーザーの年齢を計算できますか?(kintone よくあるご質問)
  • 日時フィールド、作成日時フィールド、または更新日時フィールドの計算結果を日付形式で表示する場合、計算結果はUTC(協定世界時)で表示されます。JST(日本標準時)の日付を表示する場合は、+9時間(60*60*9=32,400秒)を計算式に足す必要があります。

文字列の操作

「文字列(1行)」フィールドを使用して、文字列のコピーや結合を行います。

フィールドAの値をコピーする

計算式:
フィールドA
フィールドAが「佐藤」の場合の計算結果:
佐藤

フィールドAに、半角スペースを挟んでフィールドBを結合する

計算式:
フィールドA & " " & フィールドB
フィールドAが「佐藤」、フィールドBが「昇」の場合の計算結果:
佐藤 昇
  • 時刻、日付、または日時フィールドの値を文字として結合する場合、DATE_FORMAT関数を使用して、日時の形式を指定します。日時の形式を指定しないと、日付や時刻が、UNIX時刻と呼ばれる数値で表示されます。
    DATE_FORMAT関数については、次のページを参照してください。
    日時の形式やタイムゾーンを変える(DATE_FORMAT関数)